治療できる医療機関|いぼを除去する方法【皮膚科か美容整形外科を選択】

いぼを除去する方法【皮膚科か美容整形外科を選択】

治療できる医療機関

顔に触れる女性

主な治療方法が異なる

いぼの治療は皮膚科や形成外科で受けられますが、美容整形外科での治療も可能です。皮膚科や形成外科での治療は保険診療が基本となり、治療は液体窒素療法が第一選択です。液体窒素はマイナス196度という低温の液体で、それを綿棒などに含ませ、いぼに付けることで病変部分を焼き切ります。いぼには根があり、それを完全に取らないと根治しないので、数回以上は通院する必要があります。個人差はあるものの、治療には数ヶ月から1年くらいの期間を要するのが一般的です。一方、美容整形外科での治療は、炭酸ガスレーザー治療が主です。一般的なレーザーは黒色のみに反応し、病変部分を焼くという仕組みとなっています。しかし、炭酸ガスレーザーは水分の多い組織に反応するので、水分が多いいぼの治療に適当です。いぼに反応したレーザーは病変部分を加熱し、一瞬で蒸散もしくは炭化させます。その後にできたカサブタは数日から1週間で剥がれ、完全に皮膚が再生するまでには3ヶ月から半年程度の期間を要します。炭酸ガスレーザーの良さは、病変部分以外の皮膚が損傷することが少なく、出血もほとんどないことです。また、治療前に局所麻酔を打つので痛みがほぼなく、一度の治療で終わることがほとんどです。自費診療になりますが、一度の治療で終わることを考えると、一概に高いとは言えません。いぼにはウイルス性のものと加齢によるものがあります。主な種類は扁平疣贅、尋常性疣贅、老人性疣贅です。扁平疣贅と尋常性疣贅はウイルス性で、どちらも小さな傷から感染し、放っておくと広がっていきます。小さないぼの扁平疣贅は顔や手の平にできやすく、表面が平らで肌色に近い色です。そして角化性病変である尋常性疣贅は手足に出やすく、足裏にできたものはタコや魚の目にしばしば間違われます。加齢が原因の老人性疣贅は、紫外線を多く浴びたり過度な摩擦が起こったりしてできたシミが変化してできます。大きさは数ミリから1センチくらいで、表皮のケラチノサイトという細胞が異常増殖して、シミ部分が盛り上がります。80代以上の高齢者ではほとんどの人に出ますが、20代などの若い人にも出る症状です。出やすい箇所は顔や手の甲で、体では下着で擦れやすい所が多いです。首に出現する頻度も高く、その現れ方によって疾患名が分けられます。主に首に無数に出るいぼを軟性線維腫と言い、そのうち1、2ミリほどの大きさで少しふっくらしているものをオクロコルドン、それよりも飛び出ているものをスキンタッグと呼んでいます。ウイルス性ではないので、広がったり人へ感染したりするリスクはありません。また、体質が大きく影響しているため、一度取り除いても再発する場合も少なくないです。